観光事業者は、外国人観光客から徴収する300バーツの観光料がのちに130億バーツ以上の予算に達すると予想される観光促進基金の透明性について懸念している。
内閣は今週、手数料の徴収を承認また、6 月より開始される予定となっている。
観光・スポーツ省では、今年は39億バーツ、来年は推定 4,000 万人の観光客から100億バーツ以上が徴収される見込みとなっている。
タイ旅行代理店協会の会長、シスディヴァッチャ・チェーワラッタナポーン氏は、資金管理の透明さ、また抑制と均衡の原則に基づき、汚職や非効率な支出の告発を避けなければならない。また、観光プロジェクトの提案の承認などの責任を負う観光促進基金の小委員会の構造は、政府と民間部門の間でバランスを取り、予算配分が利益団体のみに偏らないようにすること、不適切な目的に使用されたりしないよう配慮の必要性を語った。
また別の懸念については、陸路にて国境に到着した観光客からの手数料徴収であり、同省は、正確な訪問者数を証明する緻密なシステムを構築し、各出入国管理場所にて料金を集計する必要があると追加した。
観光スポーツ省によると、陸路で入国する場合の料金の徴収方法は、観光客が出入国審査に到達する直前に支払うべき場所、キオスクである可能性が高そうだ。