プラユット首相は月曜日、警察の汚職腐敗が何年も続いていることを容認し、利害関係者は協力しそのような状態を一掃するよう努力していかなければならないと語った。
また、数十億バーツもの取引がなされるオンラインカジノ組織の背後に潜むと非難されている警察高官２名に関する質問に答え、この問題はタイ王立警察（RTP）を揺れ動かした一連の不正行為の申立ての中で、まさに最新のものであることを追加した。
先週、メディアの火付け役である チュウィット・カモルヴィジット氏は、"macau888（オンラインカジノ組織）” での流通額は約55億バーツであり、この組織は、ネット上において100億バーツもの額が流通していたとされる「インスペクター スア」と「ジェネラル ジョル」といった別のオンラインカジノ組織と比べると比較的小規模であると語っている。
プラユット司令官は月曜日、当局は2名の警官の素行調査を進めており、汚職が判明した後には法的及び懲戒処分を科さねばらならい。政府はこの問題を深刻に受け止めており、直近で汚職で告発された州当局者に対し、捜査が終わるまで一時的な解任命令を発出した。
警察の腐敗は長い間存在しており、この問題には様々な人々の協力が必要である。政府はこの問題への対処は決意しているが、告発を裏付ける確実な証拠を入手する必要がある。
また、警察の不正行為を暴露するために前進する人々に感謝しており、告発が調査され、不正行為者が露呈されたなら、絶対に見逃すことはない。
期末前に警察改革を進めるかどうかについては、最近国家警察法が発効を開始し、国家改革計画に沿って警察を管理する新規則を導入した。警察には善良な警官と悪徳警官がおり、後者に関しては、労働倫理と個人の威厳を教え込みつつ対処していく方針だと語った。